2026年4月から目黒区で公費助成開始します!
◾️はじめに
新生児がRSウイルスに感染すると、重症化して入院が必要になることがあることをご存知ですか?
2026年4月から、東京都内の多くの自治体でRSウイルスワクチン「アブリスボ」が妊婦向けに無料で受けられるようになります。目黒区にお住まいの妊婦さんへ、このワクチンについて分かりやすくご説明します。
詳細を知りたい方はこちら→アブリスボ.jp
◾️RSウイルスとは
RSウイルスは、秋から冬にかけて流行する呼吸器感染症を引き起こすウイルスです。
成人や大きな子どもが感染しても、軽い風邪程度で済みます。しかし生後6ヶ月未満の新生児が感染すると、細気管支炎や肺炎などに進展し、入院が必要になることがあります。
日本では毎年、RSウイルスによる新生児の入院や死亡例が報告されています。特に冬の流行期(11月~1月)に注意が必要です。
◾️アブリスボとは
妊婦が接種する理由
妊婦がアブリスボを接種すると、体内でRSウイルスに対する抗体が産生されます。この抗体は胎盤を通じて胎児に移行し、出生後の新生児を守ります。
新生児が母体からの移行抗体を持つことで、生後6ヶ月間の重症化リスクが大幅に低減されます。
接種対象と回数
- 接種対象:目黒区内に住所がある妊婦
- 接種時期:妊娠24週以上36週以下
- 回数:1回(妊娠中に1回のみ)
- 費用:無料(公費助成)
有効性
臨床試験では、以下の成績が報告されています:
- 生後90日以内のRSウイルス重度感染症の予防率:約71%
- RSウイルス関連入院の予防率:約72%
- RSウイルス関連呼吸困難の予防率:約81%
◾️目黒区での公費助成について
実施時期
2026年4月1日より開始
目黒区が指定する医療機関での接種が公費助成の対象となります。最新の指定医療機関一覧は、目黒区公式ホームページをご確認ください。
◾️よくあるご質問
Q. 妊娠中のワクチン接種は安全ですか?
A. はい。アブリスボは不活化ワクチン(生きたウイルスを含まない)で、妊婦向けに開発されています。臨床試験で妊婦・胎児への悪影響は報告されていません。
Q. 胎児に影響はありませんか?奇形のリスクはありませんか?
A. いいえ。ワクチンは胎児に直接接種されず、妊婦の抗体が胎児に移行するだけです。奇形や胎児奇形のリスクは報告されていません。
Q. すべての妊婦が接種対象ですか?
A. 妊娠24週~36週の妊婦が基本対象ですが、ワクチン成分への重篤なアレルギー歴や急性疾患がある場合はご相談ください。
Q. 妊娠36週を過ぎた場合、接種できませんか?
A. 接種対象期間は妊娠24週~36週です。36週を過ぎた場合は公費助成の対象外となります。早めのご予約をお勧めします。
Q. 他のワクチン(インフルエンザなど)との接種間隔は?
A. インフルエンザワクチンなど他のワクチンと同時接種が可能です。
Q. 接種後に副反応が出ることはありますか?
A. 軽度の副反応として、接種部位の痛み・腫れ(30~40%)、発熱(10~15%)などが報告されています。重篤なアレルギー反応は極めてまれです。接種後30分間は医療機関で医師の観察を受けてください。
Q. 新生児は別途接種が必要ですか?
A. 不要です。妊婦がアブリスボを接種していれば、新生児は母体からの移行抗体で保護されます。新生児への追加接種は推奨されていません。
Q. 接種費用は本当に無料ですか?
A. はい。目黒区の公費助成対象者であれば、ワクチン代・接種料ともに完全無料です。接種当日は母子健康手帳と保険証をご持参ください。
◾️ご予約・お問い合わせ
ロコクリニック中目黒
📞 電話予約:03-5722-6565
💻 ネット予約:こちら
ご不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
詳細を知りたい方はこちら→アブリスボ.jp
◾️参考情報
本記事は以下の公式情報に基づき作成されています:
- 厚生労働省「RSウイルス感染症について」
- 目黒区保健所「RSウイルスワクチン接種事業」
- 日本産科婦人科学会「妊娠と予防接種」ガイドライン
- 日本小児科学会「RSウイルス感染症診療ガイドライン」
- GSK社臨床試験データ(PREPARE試験)
- WHO・CDC RSウイルス感染症情報




