開業4ヶ月目を迎え、地域の皆さまに向けた初回セミナーを開催することができました。
震災や豪雨など自然災害が続く日本、いつ自分たちが被災者になるか分かりません。セミナーでは、緊急時に子どもたちはどんなストレス反応を示すのか、そして大人たちはどう接してあげればいいのか、という重要な問いを一緒に学びました。
講師には、赤坂さん(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、米国チャイルド・ライフ・スペシャリスト)、河嶌讓先生(DMAT/DPAT事務局)のお2人をお迎えしました。東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨被害などの被災地における貴重な経験を交えて、本当に質の高い内容にスタッフも参加者も感心するばかりでした。
PFA: Psychologocal First Aid と呼ばれる世界保健機関(WHO)も普及を勧める手法は、日本中・世界中で共通的に必要なものです。
http://www.savechildren.or.jp/jpnem/jpn/pdf/PFA_201805.pdf
(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン作成、PFAパンフレット)
参加者の方々からも積極的に質問も飛び交い、事後アンケートを見ても今の時代に本当に求められている知識・スキルであると改めて実感しました。
これからはクリニックとして、この素晴らしいPFAの活動を広げるお手伝いができればと考えています。
被災地でお亡くなりになられた方々の冥福をお祈りいたします。
瀬田・嘉村