当院は外科も標榜しており、顔面や四肢のキズを縫うケースも頻繁にあります。
子どものキズ、特に顔を縫合する際、局所麻酔ですでに大泣きしてしまうことも多く、、
注射針が顔の近くで見えるだけでコワイ!という気持ちはよく分かります。
当院では海外文献に基づいて、刺さない局所麻酔薬『LET』を採用しています。
LETとは、Lidocaine、Epinephrine、Tetracaineの3種類の薬剤を調合した合剤のことで、薬剤を染み込ませたガーゼやコットンをキズに貼って20〜30分待つだけで周辺に麻酔薬が行き渡ります。
『魔法のおクスリ入りのシールを貼ったら、痛いのはバイバイだよ〜』
といった具合。
①麻酔の注射と②縫合、2回の針刺しを1回に減らし痛みも感じないため、子どもにとっての恐怖体験は軽減されとても好評です。
まずはケガをしないことですが、子どもにケガはつきものですよね。
当院は『LET』とともに皆さまをお待ちしていますので、困ったらいつでもご相談ください。
瀬田・嘉村
注)成功率は90%程度を言われており、追加麻酔の可能性がありますが、その際も注射の痛みは軽減されますのでご安心ください。
注)画像参照元: https://clinicalgate.com/local-and-topical-anesthesia/