『PIPC』 プライマリケア医のためのこころの診かた
当院では、内科・外科・小児科・健康診断などの診療をしながら、「心療内科」を標榜しています。
精神科医じゃないのに、うつ病とか診ても大丈夫なの?
と思われるかもしれませんが、我々のようにプライマリケア医・かかりつけ医の立場を担う身としては、避けることができません。
うつ病、適応障害、パニック障害、不眠症、発達障害、認知症 ect
これらは我々の日常と常に隣り合わせで、誰でも自分や周囲に経験のある身近な悩みであり、
『精神科の疾患だ』と避ける時代ではなくなりました。
一番の問題は、教えてくれる教育システムが乏しいこと。
その問題に手を差し伸べてくれるのが、
『PIPC:Psychiatry In Primary Care』=『プライマリケア医のための精神診療』
というプログラムでした。
10年前に米国からPIPCプログラムを日本に導入し、日本全国に普及活動をしている井出広幸先生に師事し、彼のクリニックで働き徹底的にその教えを叩き込まれました。
こうしてロコクリニックは、風邪も診る、怪我も診る、子どもも診る、そして心療も診るクリニックとして日々診療することができています。自分たちの手に負えないと判断したら、より専門性の高い医療機関にご紹介します。
細分化、専門化の進む現代において、我々は原点に帰り「赤ひげ先生」を目指しています。
お気軽にご相談ください。
瀬田・嘉村