
新型コロナウィルス感染症拡大を受けて、2020年度のインフルワクチンの早めの接種をお勧めします。ただコロナ対応を含めて電話でのお問い合わせが増え、通常の業務に支障をきたしております。インフルエンザワクチンに関しては、下記をお読みのうえ受診頂きますようご協力宜しくお願い致します。
※)当院では30ゲージ針という極細針を使用し疼痛軽減に努めているのが特徴です。ぜひご利用ください。
学童未満の小児には、接種速度を優先して27ゲージ針を使用しています。
※)予約・在庫管理の観点からワクチンのご予約、お取り置きはできませんので、直接来院のみの対応とさせていただきます。オンライン予約システムでワクチンの予約をいただいても確保できませんので、ご理解ください。診療と同時に接種希望の方は通常通りの診療予約をいただき、在庫があれば接種となります。
在庫状況については下記以外にHP内クリニックtwitterを参照ください(トップページから閲覧可)。クリニック入口扉にも貼り出します。来院時に在庫切れることがありますのでご了承ください。
現在の在庫はあり。(2020.1.5.09:00アップデート)
事前の問診票ダウンロード、記入しての持参にご協力お願い致します。
適応および効果
適応
厚生労働省の通達
当院の方針
厚労省の通達を拡大し、10月1日より下記リスクのある方を優先して接種開始します。
- 65歳以上
- 小学生以下(生後6ヶ月以上)
- 医療・介護従事者
- 妊婦
- 年齢に関わらず治療中の喘息を含む呼吸器疾患のある方、その他基礎疾患のある方(心・腎・肝疾患などの慢性疾患)
- 上記の方々と一緒に受診したご家族
効果
- インフルエンザワクチンの接種により、成人では感染予防効果は限定的ですが認められています。予防にはワクチン接種のみでなく手洗いやマスク、アルコール消毒、咳エチケット、3密の回避などが重要です。
- 65歳以上の高齢者や妊婦、基礎疾患(心臓・肝臓・肺などの慢性疾患)のある方、免疫不全の方の重症化予防に一定の効果を認めています。
- 小児(5歳未満、特に2歳未満)ではインフルエンザの重症化リスクがあり、ワクチン接種によるリスク軽減効果は限定的ですが認められています。
- 季節性インフルエンザの遺伝子は毎年変異するため、流行型を予測してワクチンが製造されますが、有効性は毎年異なり感染回避を保証するものではありません。
- 需要に対する供給が追いつかなくなることがあるため、在庫状況についてはHP内クリニックtwitterを参照ください(トップページから閲覧可)。
費用(全て税込)
対象 | 金額 |
---|---|
6ヶ月〜3歳未満 | 2500円 |
3歳以上65歳未満 | 3200円 |
夜間20時以降加算 | +300円 |
事前記入のある問診票持参 | -200円 |
高齢者(60-64歳リスクのある方、65歳以上)で区助成予診票持参 | 無料 |
受付時間/予約/接種手順
- 10月1日より上記適応の方に優先的接種を開始しました。
- 10月26日より上記適応外の方の接種も開始しました。
受付時間
平日・土日 | 日中 | 9-13時受付 |
平日 | 夜 | 17-22時受付 |
注)平日土曜13~14時、木曜日12~14時は乳児ワクチン、乳児健診実施のため受診できませんのでご注意ください
接種に際しての諸注意
- 生後6ヶ月以上から接種しています。
- 生後6ヶ月未満の児の感染予防には、妊婦の接種が重要とされています。
- 日本では13歳未満の小児は2回接種が推奨されています。
- 米国の推奨は9歳未満が2回接種となり、前年度に2回接種したことがあれば翌年以降は1回で良いとされています。
- 事前の問診票記入で200円割引しますので、ダウンロードないしは持ち帰りのうえご活用ください。
- 中学生以下は必ず保護者の付き添いが必要です。
- ワクチン接種後、抗体産生には2週間から4週間程度かかり、効果は約5ヶ月持続します。
A型株2株、B型株2株の4価ワクチンになります。 - 来院時に37.5℃以上の方は接種できませんのでご了承ください。
- 本人が元気であれば、微熱や軽微な咳嗽・鼻汁・咽頭痛などのかぜ症状を有していても、一般的には接種を中止する必要はありません。
- 接種推奨時期については、毎年流行期が前後して予想がつかないこと、今シーズンは新型コロナウィルス感染症との判別に苦慮することから、早期の接種をお勧めします。効果は約5ヶ月程度と言われています。
- 近日中にその他のワクチン接種予定がある方は、可能な限り同時接種を推奨しています。
- その他情報につきましては、「厚生労働省インフルエンザQ&A」をご覧ください。
接種後の諸注意
- 接種当日の入浴制限はありません。
- ただし、激しい運動と飲酒は控えてください。
- 抗体産生により効果を示すには、2週間から4週間程度かかります。
- ワクチを接種してもしばしばインフルエンザに感染します。今年は新型コロナウィルス感染症との見分けが非常に困難になることから、こまめな手洗い、マスク着用、咳エチケット、適度な加湿や静養、3密回避、ソーシャルディスタンス確保などを徹底して過ごすことを心がけましょう。
- 接種後当日~翌日に軽微な発熱や局所の腫れをきたすことがありますので、まずは経過をみてください。その他強い副反応(参照)を認める場合には速やかにご連絡ください。